【新型コロナ関連】雇用調整助成金の申請手続の更なる簡素化について(厚生労働省)

厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症により影響を受ける事業主を支援するため、雇用調整助成金の申請手続を簡素化し、迅速な支給を行う予定となりました。

概要は以下の通りとなります。

尚、本件は事業主の皆様に前広に安心していただけるよう政府としての方針を先行して表明したものであり、更なる詳細については後日発表となります。

【概要】

1.小規模の事業主(概ね従業員20人以下)については、「実際の休業手当額」を用いて、助成額を算定できるようにします。

※ 「実際に支払った休業手当額」×「助成率」=「助成額」とします。

2.小規模の事業主以外の事業主についても、助成額を算定する際に用いる「平均賃金額」の算定方法を大幅に簡素化します。

 (1) 「労働保険確定保険料申告書」だけでなく、「源泉所得税」の納付書を用いて1人当たり平均賃金を算定できることとします。

※源泉所得税の納付書における俸給、給料等の「支給額」及び「人員」の数を活用し、1人当たり平均賃金(「支給額」÷「人員」)を算出します。

  (2)「所定労働日数」を休業実施前の任意の1か月をもとに算定できることとします。

詳細は厚生労働省のHPをご確認ください。

雇用調整助成金の申請手続の更なる簡素化について⇒厚生労働省